ペットを飼うことには、たくさんのメリットがあります。夜勤もあり、業務量が多い看護師はストレスの多い仕事なので、ペットを飼って癒されている人は少なくありません。
ペットは無条件に可愛いものです。ペットと一緒にいると、幸せホルモンや愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されます。オキシトシンが分泌されると、ストレス反応が弱くなり、情緒が安定します。アメリカの研究では、ペットを飼うと血圧やコレステロール値が低くなると報告されています。
家族やパートナーがいる場合、ペットは絆を深めてくれます。配偶者やパートナーと、親子の間で会話が増え、一緒に活動する時間が増えます。ペットのお世話を通じて、子供たちは責任を学び、愛情深くなります。子供たちが悲しんでいる時や、寂しい時にペットは寄り添って慰めてくれる兄弟姉妹、親友のような存在になります。
一人暮らしの看護師ならば、帰ってきて誰もいないと寂しいもの。でも、ペットがいれば｢ただいま｣と言える相手ができます。自分の帰りを待っていてくれる存在があるのはうれしいものです。
ペットを通じて、看護師や医療関係者以外の友人を増やすことができます。SNSでペットの画像や動画をシェアして、世界中にフォロワーができたという人も少なくありません。時には｢ペットがきっかけで恋人ができた｣という人もいます。また、ペットがきっかけで患者さんとの会話が増えたという看護師もいます。このようにペットを飼うことにはたくさんのメリットがあるのです。