看護師がペットを飼うときに気をつけてほしいこと

看護師は日勤ないしは夜勤専従、3交代制のシフト制などライフスタイルに合わせた働き方をしていることでしょう。もちろん、私生活は自分の時間ですので、看護師がペットを飼うことは禁じられていません。むしろ仕事とのメリハリをつけるためにペットと暮らす生活はおすすめです。

しかし仕事の性質上、ペットを飼育するときには注意したいことがあります。真っ先に上げられるのが賃貸のルールを守ることです。ペット飼育が禁止されている賃貸ではいかなる動物も飼育できません。飼育の事実が発覚すれば、退去を命じられることもあります。

また、仕事の関係で長時間、家を開けることが多い場合は、しつけや給餌の工夫が必要です。空腹や寂しさで鳴き続けるペットもいますので、近所迷惑にならないよう気をつけないといけません。また、トイレなどの清掃を怠れば悪臭など不衛生な状態を作り出します。

看護師だからというものではありませんが、犬猫を飼育するときはワクチンなどの接種やフィラリアの予防など飼い主としての責務は果たしましょう。室内飼育の犬猫では考えにくいのですが、動物由来感染症に感染する可能性も考えられます。また患者への媒介となる可能性も考えられます。出勤後は手指消毒などをしっかり行うことなどの気遣いも欠かせません。

看護師が動物を飼育する上で一番注意すべきは、衣服に動物の毛やフケが付いた状態で出勤しないことです。患者によってはアレルゲンとなる可能性がありますし、衛生的にも良いものではありません。ナースウェアに着替える場合でも、出勤前には必ず毛を取り除くようにしましょう。